【ブログ】第16回ギター大好きみんな集まれギターコンペティション中部地区大会、終了しました!

教室ブログ

2023年1月15日(日)、静岡音楽館AOI講堂にて、日本ギター連盟主催「第16回ギター大好きみんな集まれギターコンペティション 中部地区大会」が開催されました。

開催趣旨、内容はこちら↓

■開催主旨
東京国際ギターコンクール50回目の開催を記念してギター愛好家の皆さんに参加していただける催しものをと諮り、開催してきております。
2023年1月における地区大会で第16回目となります。
全国のギターファンが参集し相互の情報交換、または、相互の交流を促し、アマチュアギター仲間が一同に会し、弾き合い文化に触れ情操を高めていただくことを目標としております、多くの方達の参加を願っております。

■催し物内容
全国のギター愛好家を対象にし、各地区大会を経て、全国大会にて演奏をすることになります。
出場者各位には下記条件に従って、演奏をしてもらいますが、対象部門それぞれに金賞、銀賞、銅賞を設け、もれなく表彰いたします。
地区大会の各部門出場者の中から金賞を得た者が全国大会に進み、さらに金、銀、銅各賞を目標にし、結果にふさわしい賞を設けています。
また、金賞を獲得した者の中からグランプリ賞を授与します。

■審査方法
採点はいかに楽しくギターと取り組んでいるかを見て、技術、表現力、音色等を考えながら、審査員が出場者の演奏を聴き該当する各賞へ推薦する。
地区大会審査結果後の参加者個人のコメントを郵送いたします。

■参加対象者
A1-幼年の部 9歳以下
A2-児童の部 10才~12才以下
B-ジュニアの部 13才~16才迄
C-青少年の部 17才~22才迄
D-成人の部 23才~35才迄
E-ミドルエイジの部 36才~50才迄
F-シニアの部 51才~60才迄
G-ゴールドエイジの部 61才~70才迄
PG-プレミアムエイジの部 71才以上

引用元:公益社団法人日本ギター連盟 – http://www.guitarists.or.jp/daisuki1.html

北田ギター教室の生徒もE部門とPG部門に出場し、2人が金賞を受賞しました!

2人ともコンクール初挑戦でしたが、ステージの張り詰めた雰囲気にのまれずよく頑張ったと思います。
普段の練習の成果が賞にも表れ、とても嬉しかったです。
本当におめでとうございます!

私は急遽司会を担当することになり司会席より皆様の演奏を見守っておりました。
どの部門も熱演が繰り広げられ、ギターを愛する気持ちも伝わり、じっくり楽しませていただきました。
部門ごとに特色があったのも聴いていておもしろかったです。

そして最後の審査員の先生方の講評は、音楽をするうえで大事にしないといけない、ある意味では基本的なことばかりでした。
その中でも私が強く共感したものと追記したいものを3つ書きます。

1. チューニングはちゃんと合わせる
合ってない方がちらほらおりました。普段からチューニングは意識的にしましょう。
きちんと合わせるのが不安な方はチューナーを使いましょう。
素敵な演奏なのにチューニングが合ってない・・・という方もいてもったいなかったです。
それから審査には影響しないと思いますが、チューニングの音が大きいのも気になりました。

2. 弾き始めは意識的に!呼吸を忘れず
流れ作業的に弾き始める方が多かったです。
座ってすぐ弾き始めるのではなく、チューニングして、呼吸を整え、お客さんの聴く態勢が整ったのを確認し、その曲の出だしにふさわしいブレス(アウフタクトは特に要注意!)で弾き始める。焦りは禁物です。
また、曲の終わりの処理も気になりました。最後の音を弾いた瞬間椅子から立ってしまったり、消音が早すぎたり、逆に遅すぎたり、曲間で消音せず次の曲を弾き始めたり・・・といろいろなパターンがありました。どれもあまり印象が良くないな~と感じました。
最後の音の余韻を堪能し、その曲にふさわしいタイミングで消音し、ホール内に残る残響を感じとり、三~四呼吸程おいてから椅子から立ち上がる。これだけで印象がぐっと良くなり、本番に慣れていない素人感が大きく減ります。
普段から上記の内容を取り入れて練習しましょう。

3. 表現を充実させよう
全体的に音楽表現が弱いと感じました。
ギターは音量が小さい撥弦楽器です。どうしても音の繋がりが途切れやすくダイナミクスが狭くなりがちです。
普段練習している部屋と比べて広く大きい会場ではそれが顕著に現れます。
より幅広い音楽表現をするためにまずはギターを鳴らせるようにしましょう。ただ力任せに弾くのではなく、右手のフォーム、右指の弦へのアプローチ、弦の振動方向、ボディへの音の伝わり方を研究し、音量の底上げをしましょう。
次に音楽表現です。フレージングはどうなっているか、声部ごとの動きはどうなっているか、アーティキュレーションは、メロディはどこに向かっているのか、この曲の様式はなんなのか・・・見る箇所はたくさんあります。
そのうえで、どんな曲に仕上げたいのか自由にイメージを膨らませ、全体のバランスを整えながら曲を作っていきます。
最終的な音楽表現に正解はありませんし、私もまだまだ勉強中です。
ですが、ここを突き詰めることでギターや音楽への「好き」がさらに深まっていくと思います。
(今回金賞を受賞したほとんどの方は「ギターを鳴らす」かつ「自分なりの音楽表現を伝える」ことができていたと感じました)

長々と書きましたが、このコンペティションは「いかに楽しくギターに取り組んでいるか」を基準とし、そのうえで「技術、表現力、音色等」の完成度で賞が決まります。そしてこの「楽しむ」という審査目線が他のコンクールにはない面白いところです。
今回結果がふるわなかった方も、出場を見送った方も、ギターと音楽を楽しみながら曲の理解度を深め、ぜひまた来年も挑戦してください。

※審査員の先生方の講評を聞かずに帰ってしまった出場者が何人かおりましたが(長丁場のためスケジュールの事情等あったと思います)、次回はぜひ最後まで聞いていただければと思います。

そして全国大会は3月26日(日)!
なんと東京銀座ヤマハホールでの開催です。
響きが美しく弾いていて気持ちの良いコンサートホールです。
全国大会出場者の皆様には、自身が弾くギターの音色がどのようにホールに響くのかよく聴いて、音楽の空間性を全身で楽しんでいただければ嬉しいです。

北田ギター教室・北田奈津子

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